年輪荘季節のお便り(11月号)
暖かい日もありつつ、一気に11月らしい冬の寒さがやってきて慌てて冬物を出した方も多いのではないでしょうか。寒さに慣れない時期は余計に寒く感じますね。
さて、年輪荘では年に二回消防訓練を行っています。いつもは火災時の避難訓練なのですが、今回はそれに加えて起震車をお借りして地震体験を行いました。
起震車(地震体験車)は台数も少ないので、なかなか予約を取るのが難しいのですが、今回ありがたいことにさいたま市消防局からお借りすることができましたので、職員はもちろん、利用者さん達にも体験をしてもらいました。
体験中の写真を撮るのをうっかり忘れてしまいました…(ごめんなさい!)
側面の壁が開くと階段をつけて中に登れるようになります。4人が向かい合わせで座れるイスがあるので、そこに座って体験する形でした。
昔はテーブル等も置いてあったり立って体験できたような覚えがありますが(十数年前の話です)、今回はイスだけで、壁のモニターで家の中の家具や物が震度に合わせた揺れで倒れたり落ちたりする映像が一緒に流れることで、揺れを体験しながら、家具の被害をイメージすることができる仕組みになっています。
利用者さんは危ないので震度5強での体験となりましたが、職員のみでは震度7を体験させてもらいました。かなーり揺れて座っているのがやっとな様子。地震の怖さを思い出します。
貴重な体験ができました。消防署の方々、ありがとうございました。
さらに11月下旬には法人全体で一斉に地震想定のBCP訓練を行いました。
ケガ人がいる想定で、実際に連絡網を回したり、本部へ報告したりと、初の本格的な一斉訓練です。これを通して少しでもいざという時に冷静に動けるよう、職員一同しっかり心構えをし、備えていきたいと思います。
~ ~ ~ ~ ~ ~
秋も深まり、いつの間にやら色付いた葉っぱがハラハラ…
元気な利用者さんが敷地内の落ち葉掃除をやって下さるおかげで、年輪荘はいつも庭がきれいです。
我が家のごとくお掃除して下さる皆さん、いつもありがとうございます。